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真理への道程





ここまでの事を

私は一度 28歳の頃に

それまでの自分の生き方で有った

当たり前のように無理をしたり

背伸びをする生き方に針の穴ほどの

ホンの小さな穴を開ける事によって

ようやく到達し理解する事が出来たけれど




その頃の解かり方は

今にして思えば やっと到達出来た

という感覚でしかなかった。




だから自分の中の

解かる事の出来た現実が

既に過去と成り 消え去ってしまっているという

現実まで見破る事など出来てなどいなかったし




多くの事を犠牲にして

ようやく手にする事が出来た真実が

直ぐに消え去ってしまうという

あんまりな現実など受け容れる事が

出来なかったし信じる事など出来なかった。




それは幻想の中に生きる事だった

それまでの未来と言う想像を頭の中に描き出して

生きる事と何ら変わる事では無かった。




けれど確かに自分の中から

ようやく辿り着く事の出来た

実感は消え去ってしまっていた。




にも拘わらず

自分の感覚に正直に成れずに

その記憶の中に在る実感こそが

自分の辿り着く事の出来た現実だと思い込み

何年もの間 そうとは知らずに その場所の中に

留まり続けてしまっていた。




その時に感じる事の出来ていた

真実は既に消え去っていて無いと言う事に

正直に成れば もっと深い真実が

明かされる事に成っていたのに




それまでの自分がした事が

無くなってしまう事に対して怯んでしまい 

それまでの自分の歩みを守ろうとする

方向へと歩んでしまった。




だって無理や

背伸びをして生きる事をしている時には

たったの僅かな真実に出会う事が出来ただけでも

それは それは 凄い事だった。




何年がかりで

ようやく探し出す事の出来た道と

辿り着く事の出来た場所に 一瞬で

辿り着く事が出来てしまう事こそが




毎日 毎秒 毎瞬と言う時の中で

行われている真実を 何の力も 何の努力も

必要とせずに 当たり前のように見る事こそが 

”真実に出会う”と言う事などとは その時点では

到底 解かる事など出来ていなかった。




その時点では

まだ私は そちら側にいた

無理をしたり 背伸びをしたりする

生き方のまま真実を解かる事をして

その無理をしたり 背伸びをしたりする

生き方に そろそろ限界を感じていて

その生き方の私のままで真実を使おうとしていた。




ところが真実の方が

私などよりも遥かに大きくて

使う事など出来ない存在だった。




そして それまでの

自分の生き方であった

無理をしたり 背伸びをしたりする生き方に

限界を感じていた現実に対して正直に

向き合ってしまい その生き方と

決別をしてしまう事だった。




何故なら それまでの

自分の生き方に何かを継ぎ足す

歩き方は 既に もう散々し尽くしていたから

そうしても どうにもならない事ぐらい見えていた。




既に限界を感じていた

無理をしたり 背伸びをしたりする

自分を手放す事は容易い事だった。

それは矢張り 既に その生き方に

疑問を感じ 限界を感じていたからだ。




それまでの自分の生き方を

手放してしまったら 後は簡単だった

その後に残されていたのは何も出来そうも無い

弱くて 駄目で 情けない 正直な自分の姿だけだった。




そして その自分を受け容れた

次の瞬間には 受け容れたはずの

駄目な自分の姿さえもが消えている

過って真実を見た瞬簡に その真実が忽ち

消えてしまったのと同じように駄目な自分は

時の中へと消えてしまった。




真実は一度だけしか

体験する事が出来ない。

それは どんな真実でも同じ事だ。

特別なものなど何一つとして無い。




それまで

在ったものが

無くなってしまうと

その後には何も無くなってしまったように

私達は感じてしまうけれど 実はそうじゃない。




その後には目には

見えないものが ちゃんと残されていた。

そこに見えていたものが消え去ってしまった後に

あなたの中には広々とした空間が残されているよ。




あなたが見ていたものが浮かんでいた

小さな場所ばかりに焦点を絞ってしまっているから

見え難いだけだ。




もっと全体を眺めてごらん

あなたは もっと大きな広々とした空間全体だから。

あなたの中に浮かんで見えていた何かの方が小さくて

把握し易かったけれど 本当の あなたの姿は

実は もっと ずっと大きいんだよ。




そして あなたは

何かの消え去った後に

ただ取り残されてしまった

虚しい空間なんかじゃ無いんだよ。




本当は その空間を

あなたに見せないようにする為に

様々なものを それまでの あなたが

必死で置いて あなたを誤魔化し続けて

来ていたのだから。




だって あなたが

それに気づいてしまったら

それまでの あなたは全部

用無しに成ってしまうし それまでの

あなたのして来た生き方は水の泡となり

あなたの それまでの人生は意味など無いものに

成ってしまうから。




あなたは置き去りにされた

ただの薄っぺらな空間などでは無くて

何も置かない時に 初めて何かの充満した

活き活きとした空間に成れてしまう。




そして外側にも

あなたの中の空間と同じものが

どこまでも広がっている それらが

溶け合いだしてしまい あなたは更に

大きな空間へと変貌を遂げてしまう。




あなたが その空間に

身を任せてしまうと あなたは

どこまでも広がっているのが実感で解かるよ。




身体は この場に置いたままで

あなたの意識が 宇宙の全体を

感じ取ってしまう事だって出来るようになる。




あなたの意識は

あなたの中に広がる空間全体だ

外側の空間と溶け合ってしまったなら

あなたの意識は何処までも広がってしまう。




それを実感して

昔 どこかの偉い人が

そこに立てた時に その人は こう言った。




「宇宙 即 我」と 

宇宙全体が自分だよと言ったんだ。

凄いでしょう?。遥か何千年も前に 自分の中を

見つめる事を通して 既にそこに立ってしまった人が居たんだ。




そして その空間さえ

秒単位で 新しく大きな

活き活きとした空間に生まれ変わっている

だから あなたは今迄のものに 常に しがみ付かずに

捨てて行ける事だよ そうするだけで新しい空間が

あなたの中に秒単位で生まれている事を感じる事が出来る。

何の力も 何の努力も必要としない。




あなたの中の

純粋な感受性だけが必要となる。

それは弱くて 駄目で 情けない あなたの場所から

始まっている だから迷ったら そこに帰る事だ。






































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by 1000nen-ai | 2011-08-08 09:51 | 恋愛  

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