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あなたが人生を謳歌する事の出来る場所







あなたは

こんな話しを

聞いた事が有りませんか?




あなたの目の前に

川が静かに流れています。

あなたは その岸辺に立ち

川の中に足を踏み入れてみます。




同じ場所から

同じ名前の川へと あなたが

足を踏み入れても二度と再び

あなたは同じ川に足を踏み入れる

事など出来ていないと言うのです。




何故ならば

川は流れていて

最初に あなたが足を踏み入れた

川は既に流れて行ってしまい

無くなってしまっていて




あなたの

目の前に見えている川は

同じ様に見えていても 本当は何から

何まで さっきまでの川とは違い まだ

あなたが足を踏み入れた事など

一度も無い新しい川なのだと

言うお話しです。




これは昨日まで

話して来ている あなたが

既に無くなってしまって何処にも

居ないと言う話しと全く同じ話しなのです。

あなたと川とを置き換えてみる事で

それは直ぐに解ります。




この話しの続きは

だからこそ二度と戻らない

かけがえのない時を無駄になどせずに

一生懸命に今を大切に生きるのです。




私も確かに

その通りだと思います。

そういった自覚を持って

生きる事の方が無駄にしてしまう

時が少なくなるかも知れません。




再び川へと

目を戻してみます。




川は あなたです。

過去と言う時の流れの中に

今迄の あなたが確かに流れて

行ってしまいました。




その事実を

あなたの中でも受け容れて

あなたの中の今迄の あなたも

無くさせて上げる事が出来る事です。




外の現実の中の

あなたの姿は確かに

川の流れの様にして消えて

無くなって行きました。




ところが
 
あなたの内側に

あなたは 今迄の あなたの姿を

後生大事に残したままなのです。




あなたの中の
 
さっきまでの あなたの姿を

手放して上げる事です。




そして

あなたを手放した

後の何も無さを怖れずに

味わえる事です。




それが出来て

あなたは次に訪れている

新しい川を味わう事が出来るのです。




そして再び

その川は時の経過と共に

直ぐに無くなって行きます。




新しく

巡って来る川と

どう生きるかでは無く




今迄の あなたを

きちんと手放してしまい

何もかもが無くなってしまっている

現実を あなたが怖れたりせずに

受け容れる事が出来るか

どうかだけなのです。




新しく巡って来る

あなたに しがみ付く

事では無いのです。




だって それは

あなたの内面に次から次へと

巡って来ては 去っ行く

思考や感情の様なものですから

次から次へと巡って来る事を

ただ許して上げておける事です。




それらは放って置いて

背景の何も無い空間の方にこそ

あなたの目を留めておける事です。




その空間の次々に

新しくなる何も無さの方を

受け容れて上げる事が あなたに

出来るか どうかなのです。




だって新しい空間を

新しい何も無さと言う現実を

あなたが受け容れて上げる事が

出来なければ 新しい次の流れの川が

あなたの中に入って来れないからです。




あなたの中の

何も無い空間の中を

通して上げなければ あなたは

目の前に次から次へと起きている

新しい現実を味わう事が出来ないからです。




次々に生まれ変わる

次々に流れて来る川は

あなたが放って置いても

あなたの中の”何も無さ”と言う

空間の中を通して上げる事で

あなたが一生懸命に成らなくても

全部を味わう事が出来てしまうのです。




逆に あなたが

どんなに一生懸命に

生きたとしても あなたの中の

今迄の あなたを手放してしまい

その後に生まれている”何も無い”空間を

あなたが受け容れる事が出来ていなければ




あなたは やがて

目詰まりを起こしてしまい

次々に移り変わる川の流れを

あなたは抜け殻として過ごしてしまい




ただ あなたの

外側を通過させているだけで

何一つとして味わえずに単に

素通りさせてしまう事に

なってしまいます。




生の全てを

味わう事が出来るのは

何処に あなたの目を向けていれば

良いのかを騙されない事です。




目先の動きに

あなたの目を奪われて

しまったとしても

おかしいと気づく事です。




目先の動きに

目を奪われてしまっていて

自分の中で全てのものが次々と

無くなっている事実に目を向けずに

自分の中の”何も無さ”と言う空間を

無視してしまっていた事に気づければ

あなたの目は 再び”何も無さの空間”へと

戻って来る事が出来ます。




その次々と

新しく成っている

”何も無さ”を受け容れてしまい

その場所と共に あなたが生きる事が

出来るか どうかだけです。





























































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by 1000nen-ai | 2014-02-05 11:24 | 恋愛  

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