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感受性は あなた自身の姿を見る時だけに働かせるものです







今迄の

あなたの間違いに

気づく事は あなたが

その気に成りさえすれば

大して難しくは無いです。




だって

あなたの方から

気づかなくても あなたが

気づかないままに生きていれば

いつか必ず何処かで あなたの

間違いに気がつかなければ成らない

事態に あなたは遭遇するからです。




本当に

難しいのは

あなたの間違いに

気づいた その後からです。




あなたは

今迄の あなたの

間違いに気づいてしまい

今迄の あなたのままでは

生きられなく成ってしまいます。




無理をしたり

背伸びをして生きる事は

本来の あなたの姿から

逃げ出している事なのだと

言う事が解り




あなたは本来の

自分自身の姿である 何も無い

空間としての場所で生きようとします。




あなたの中の

何も無い場所で

あなたは何処からも

何も持ち込まずに何も無い

空間としての あなたのままで

物事に向き合います。




そして まずは

目の前の物事を

そっくり そのままで

受け容れてしまいます。




あなたが目の前の物事を

受け容れる事が出来た途端に

あなたの中に それまで あなたも

知らなかった物事の新たな やり方が

自然に浮かび上がって来てしまいます。




物事には

今現在 明らかに

されている以外にも

何千 いいえ何万通りもの

数え切れないほどの無限の

やり方が隠されたままのです。




それを引き出して

上げる事が出来るのが

あなたが目の前の物事を

そっくり そのまま受け容れる事が

出来た時なのです。




受け容れてくれた

信頼出来る人にだけ

静かに 新たな やり方を

囁くようにして感じさせてくれます。




その時には

あなたが発案して

いるのではなく それを

発案しているのは物事の

方でなのです。




なのに

あなたは

あたかも それを

自分がしたかのように

勘違いをしてしまうのです。




そこから

再び間違いが

始まり出してしまいます。




あなたは

新たな事が

出来る様に成れた

あなたの姿を握ってしまい

あなた自身の姿の様に捉えだして

しまいます。




何も無い

空間としての

あなただったから

物事に向き合い 物事を

受け容れてしまう事も出来たのに




あなたの中の

最も深い場所に在った

何も無い 純粋で純潔な空間は

既に過去のものと成ってしまい

見えなくなってしまいました。




そこには既に

あなたが握ってしまった

新たな事が出来る様に成れた

あなたが出来上がってしまっています。




そして

あなたは再び

その出来上がった

あなたの事を大きくする事に

全身全霊を傾けてしまいだすのです。




これが再び

あなたが あなたを産み出し

作り出して行くプロセスです。




あなたは再び

無理や 背伸びをして

出来上がった虚飾と欺瞞だらけの

有りもしない上辺だけの世界の中に

舞い戻って行ってしまうのです。




あなたが

あなたの間違いに気づき

それまでの あなたが崩れ去ってしまい

何も無く成ってしまった場所へと

転落した時に




あんなにまで深く

気づいてしまい これから先は

本来の あなたの場所で生きようと

誓ったのにも拘らず 




こうも

あっさりと

その誓いは

破られてしまうのです。




あんなにも

懲りたのにも拘らずに

こうも簡単に舞い戻って

しまうものなのです。




だから

気づけた後の方が

よっぽど難しいのです。




気づくか

気づかないかで

篩に掛けられてしまい




次に

こうも簡単に

舞い戻ってしまう

巧妙な仕掛けによって

再び篩に掛けられてしまいます。




何度も何度も

あなたは試されます。




それでも懲りずに

何処までも進み切った

人達の前に道は開かれて

いるものなのです。




それは

あなたが気づけた

たった一度の気づきを

日々の中で毎日起こして行く事

だったのです。




あなたが

あなたに敏感に成り

あなたの意識を あなただけに

全面的に向け切ってしまいます。




そうする事で

あなたの内面に

起こる一切の物事の変化に

目を見張ったままでいるのです。




何も無い

空間としての

あなたの場所に

辿り着けてしまえた後に




何も無い

空間としての

あなたのままで

物事に向き合う事が

出来たから 新しい

やり方が浮かび上がって

来たのです。




それは

あなたが何も無い

空間としての あなたの場所に

居なければ直ぐに出来なく成って

しまう事だと気づく事です。




そして

あなたが

やった事では無くて

何も無い空間の場所と

物事とで やれた事なのだと

理解する事だけで充分です。




すると そこには

やれた あなたなど

出来上がっては来ないのです。




それだけでは無く

どんなに あなたが

出来たとしても 




次の瞬間には

時間の経過と共に

現実の中から それらの

出来た事は 全部が易々と

消え去ってしまっているものなのです。

その後に残されているのは 何も無い

空間だけなのです。




あなたに

何かが 出来た事など

夢の様に一瞬で儚いもの

なのです。




そして

毎回のように

残されている空間の方こそが

あなたの中に いつでも存在している

最もリアルな あなたの姿なのです。




それを毎日の様に

あなたの中に発見して

行ける事です。




あたかも

あなたと捉えて

しまいそうな あなたが

出来上がり その あなたが

次の瞬間に過去の時間の中へと

消え去って行くさまの全体を捉えて

しまえば良いのです。




それが いつも

新しく産み出されている

何も無い 空間としての

あなたと共に居られる事です。




日々の中に

深い気づきの

連続が起こる事です。




それは

あなたが

あなたに敏感に

成っている事だけで可能です。

あなたの感受性を あなたの内面に

向け切って開いて置けば良いだけです。




それは

駄目な あなたの事を

駄目な あなたのままで

四六時中 見て置く




ただ

それだけの事です。




































































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by 1000nen-ai | 2014-06-10 16:52 | 恋愛  

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