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自然体で生きる





あなたが普段から

日常の中で自覚している

強がり背伸びしている

あなたではなく




あなたが 

あなた自身に本当に

正直になった時に見えて来る




弱くて 情けなくて 

自分1人では何ひとつ

出来そうもない感覚が有る。




それは とても自然な感覚です。




それを駄目な事だと捉えてしまい 

正直な あなたで生きる事を

否定してしまわないで下さい。




そこに有る感覚は正常です。




あなたが昨日の成功を

昨日で終わらせて

新たに何ひとつ持たずに

歩いている証拠なのですから




あなたが昨日の 

あなたでは生きていない証拠です。

何かを持ったり 何かを未来に投影して

その未来を信じたりしていないから

あなたは恐いのです。




あなたが真実を見つめて

歩けている時に あなたは

弱くて 駄目で 情けない

自分1人では何ひとつとして

出来ない あなたを目にするのです。




そして 

その あなたにだけは

誰も目にする事の出来なかった

新たな未来を生み出す事が出来るのです。




だから どうか

その 正直な あなたから

逃げ出さないで下さい。


















あなたの
心の見つめ方の
手助けが出来ます。

誰も知らない楽な生き方
絶望から あなたを救い出し
生きる上での大きなヒントを与える
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大切な人と
大切な日々を生きる為に

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by 1000nen-ai | 2009-12-28 10:58 | 恋愛 | Comments(0)  

今 ここを生きる あなたの中の場所





あなたの感じる

あなたの中の不安は

あなたが昨日や明日の事を

考えている時のものです。




あなたは昨日の事で悩み

それらを明日へと持ち込み

備えようとしています。




いつも昨日と

明日ばかりを見ていて、

過去と未来ばかりを気にして




あなたから”今や現在”

という時間がスッポリと

抜け落ちてしまっています。




本当は そこだけが

私達に生きられる場所なのに

その場所だけは 私達の

意識の中から見事に

外されてしまっているのです。




何故 そんなに重大な事が

起きてしまっているのに

私達は大して気にも留めずに

平気でいられるのでしょう?




その理由は簡単です。

今 現在の中に もしも

あなたが本当に生きてしまうと




昨日の事を

後悔したり 気に病んだり

或いは上手く出来た事を

思い起こして喜んだりと

一喜一憂していると思えば




明日の事を心配したり

明日への夢を抱いて

まだ来ていない未来に

一喜一憂している




そんな過去と未来に生きている

今の あなたを失う事になって

しまうからです。




だから誰1人として

今この場所にだけは

生られないようにしている

そんな自分の中の仕掛けに

気づく人などいないのです。




過去の流れから

一切の影響を受けず




あなたの中に備わっている

生きる為に必要で本能的な

欲望からも自由な 

あなたの中の場所で

生きられる事こそが




今現在の中を

生きられる事でも有るのです。




そんな 

あなたの中の場所は

ずっと以前から何度も

言い続けて来ている




あなたが 

あなた自身に正直に成った時に

初めて感じる事の出来る 

弱くて 駄目で 情けなくて 

自分1人では何ひとつ出来ない

あなたです。




そのままの あなたを

隠そうとはせずに

何も出来そうも無い 

あなたのままで生きる時に 




あなたは何からも縛られず

何からも影響を受けずに

今現在の中を生きられるように

なれてしまいます。




その あなたでしか

実際には生きられない事を 

出来るだけ早く知る事です。




その あなたでしか

生きられない事を知る為には

多くの無理や背伸びをして

道を踏み外してしまう事も

悪い事では有りません。




けれど あなたが

最後に探し当てて

帰って来る場所は 

この場所の他には有りません。





















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by 1000nen-ai | 2009-12-26 10:49 | 恋愛 | Comments(0)  

自分の思い通りにしたい欲求  2





例えば自分が過去において

あまり愛されていなかったと

判断していれば、




もっと愛されるようになろうと

する道が、自分の思い通り

考え通りにする生き方になり




それを阻まれると

大変な力で争おうとしたり

苦しんだりします。




何故なら

思い通りに出来ない事は

かっての愛されなかった

自分に逆戻りをしてしまい

二度としたくないと想っていた

思いを再び味わう事に繋がってしまうと

あなた本人が自分の考えの中で

決めてしまっているからです。




貧しい生活をして来て

それがとても嫌だったという人は




その状態に二度と戻したくない為に

裕福な生活を手に入れようと考え

その方向に思い通りにしていこう

と云う生き方になり




かって自分が駄目な

人間であったと判断していれば




より良い人間に

なろうと云った方向に考え

思い通りにしようと云う生き方に

努力をしてしまいます。




何もこれは悪い事ではありません。

それは あなたにピッタリ合っている

道かも知れないのですから




しかしそれは、あくまで最初の問題の

こうは成りたくない、こうはしたくないと

云うほど過去に あなたが愛されなかった事で

あるいは貧しい生活をしていた事で

あるいは自分を駄目だと見なした事実によって




あなたが どうにか

されてしまっていたのならの話です。




ところが

あなたが よ~く

目を凝らして見たならば

あなたはきっと驚きます。




何故なら、真実は、こうです!

あらゆるいっさいの事実は

実際には何の力も持っていないし

それどころか私達に対して

どんな影響を与える事も出来ません。




ただ、それは私たち自身が

単なる事実に色づけや

解釈を与えた時にのみ力を持ち




私達は喜んだり、悲しんだり、苦しんだり、

逃げようとしたりと影響を受けます。




全ては 私達が

勝手にやっている

馬鹿げた独り相撲なのです。




どういう事かと云うと

最初の人の例で云うと

自分の幼い頃、父は、あるいは母は




私を いきなり叱ったり

いきなり叩いた、

それは何時もそうだった。




だから私は小さな頃から 

あまり愛されていなかったので、

もっと愛される人間に成らなければ

いけないと思って生きて来た。




そう、これは

本人から見れば事実は

まさに、この通りなのですが




私達は別に親子でなくても、

いきなり人に怒鳴ったり、

怒ったりする訳ではありません




それは、

そうされた本人から見た場合

いきなりの様に見えるだけなのです。




たとえ相手が間違っていたとしても

(怪我をしたり命に関わる間違いは別にして)

最初は黙って見ています。




そして次に、

普通に怒鳴らずに言います。

何度かこうしたやり取りが

有ったにもかかわらず




まだ気づかなかったり、

直らなかったりした時に

少し強い口調で言います。




さらに直らないところで

初めて叱り付けます、怒ります




そして さらに直らなければ

手を挙げる事も有るでしょう。




こんな段階をちゃんと経ているのに、

当の本人は、怒られたり、

叩かれたりするまで

まったく耳を貸せなかったり、

見えなかったりして知らずにいたので




いつも私は、いきなり怒られ、

いきなり叩かれていた事が

事実だと思い込んでしまう訳なのです。




事実は自分を超えて

(自分の中で事実だと

思い込んでいたものをどかして)見た時に




初めて自分の見えなかった

部分まで含まれた全体の事実を

目にする事が出来ます。




こうしたありのままの

事実を目にした時に、

自分が愛されていなかったという

自分サイドだけで見ていた事実など

事実ではなかった事に気づく事が出来ます。







そして幼児期に、この様に

自分が愛されていなかったと云う、

判断をしてしまった人の

人生はとても悲惨です。




何故なら単に勘違いを

してしまった事によって

引き起こされただけの、

本当には、必要のなかった

生き方だったからです。




なにも、もっと愛されようなどとする

人生など歩む必要などなかったのです。




だって、それはもう、

既にあなたの手の中にあったのですから。




あなたがその事実に

気づいていなかっただけだったのです。




頑張る必要など、

どこにもなかったのです。

たとえどんなに頑張った所で

永久に手にする事の出来ないものを

あなたは追いかけていたのです。




それは誰でもない

あなた自身が、あなたの手で、

自分に対して淋しさや悲しさを

与えてしまうと云う事になっています。




これらは全て

誰かがあなたに与えたのではなく




あなたが自分一人で作り上げた、

まるで一人相撲のような人生そのものなのです。




そしてここまでの

ありのままの人生を 

頭では無く 体験的に受け止めて

初めて私達は全ての物事の中で

自分自身を振り回し、引きずり回して




その事から必死で逃げたり、

苦しんだりと云うように、

自分の手で、自分の首を、絞めているんだ

と云う事実を見極められ




自分自身を振り回していた自分(犯人)と

振り回されていた自分(被害者)の

両方を、あなたが目にした途端に




その両方が静かに消失して行き

そこに、まったく新しい質を持った

自然な心が現れ ありのままの自己で

歩む事の軽やかさを あなたは知る事になります。

















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by 1000nen-ai | 2009-12-25 11:35 | 恋愛 | Comments(0)  

自分の思い通りにしたい欲求





私達は誰であれ、物事が

自分の思い通りに進んでいる時には

喜んだり、安心をしたり

普通にいられたりするのですが




それとは逆に物事が

自分の思い通りに進まなかった時に、

悩んだり苦しんだり、腹を立てたり、

悲しんだり、不安だったり




あるいは意欲を、なくしたり、

物事を投げ出したりしたくなります。




ところが実際には誰もの中に、

この物事を自分の思い通りにしたい

進めたいという考えや

思いがあるわけですから




誰かの考えや思いが

通っている時には、

誰かの考えが通らず、

苦しんだり、我慢をしたり、

妥協をしたりする人達がいて




その上で自分の気分の良さや、

安定や安心感が

保たれていると云うのが、

どうやら事実のようです。





自分が安定したり

良い時の状態さえ、

人に依存し、人の上に

あぐらを掻いた状態の

安定でしかない




そして自分の気分の悪い時や

不安定な時の方が数少なく、

むしろ気分の良い時や

安定している時の方が多いとしたら




自分の人生のほとんどが、

誰かの我慢の上に

誰かの妥協の上にと云った

誰かの犠牲の上に成り立っている

生き方でしかないのかも知れません。




この様な状態が

本当の安定なのでしょうか?




こうした自分自身に

更に目を向けて行くと

今迄には見えていなかったことが

自然に見えて来ます。




この問題の根本である

自分の思い通りや

考え通りにしたいと云う

思いや考えは、一体どのようにして

生み出されているのか?目を向けます。




それを見破る事は、とても簡単です。

もしも、あなたの思い通りにならなければ

あなたが どうなってしまうのかを

想像してみて下さい。




あなたの中には

そんな事になったら

こう成ってしまうじゃないか

と云う想定や思いが

既に ちゃんとあります。




それから逃れる為に

あなたの想定した事とは

ちょうど正反対の方向を

自分はこの方向に思い通りに

したいのだと思い込むのです




この様にして あなたから

思い通りが次から次に

生み出されていきます。




私達の思い通りにしたがる欲求は

一見、積極的なように見えていて

実のところ単なる逃避と

誤魔化しに過ぎません。




それは

積極的なる逃避であり

消極性そのもののようです。



















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by 1000nen-ai | 2009-12-24 11:02 | 恋愛 | Comments(0)  

あなたを振り回すもの





あなたが2段階目を

本当に理解すると




あなたの器は広がり

目の前に立ちはだかる

問題や壁を あなたは次々と

難なく越えてしまいます。




本当ならば それで全ては解決です。




ところが そうはならない人達が

大半です。時間の問題で ほぼ全員が

滑り落ちて来ます。




それは余りに開花された能力で

あなたは周囲から評価され始めます




そこで あなたの

自己評価までが狂い始め 

あなたは傲慢で鼻持ちなら無い人間へと

変わり始めてしまうのです。




2年も経つと あなたは自分の周りに

立ちはだかる壁を越える能力など

全くと言って良いほど無くなってしまいます。




あんなに人の気持ちが解った あなたが

自己評価が狂い傲慢になってしまうと

人の気持ちなど見えなくなってしまうのです。

全くと言って良いほど 感じられなくなって

しまうのです。




ここで理解する必要が有る事は

あなたは過去の環境から与えられた

傷からは解放されたけれど




もう ひとつ

あなたには向き合わなければならない

大きな問題が有るのです。




それは こうして

あなたが過去から解放されて
 
初めて目にする事が出来るのです。




それ以前には あなたは気にも

とめていないからです。




あなたが向き合わなければ

ならない問題は いくら過去を

振り返る事をしてみた所で

問題の解決はされません。




原因は既に解決済みの あなたの

過去の歪みに有るのではなく




あなたの中に生まれた時から
 
既に組み込まれてしまっている

本能的な欲求が原因です。




あなたは自分の中の本能的な欲求に

気づいていないばかりか

自覚さえしていないのです。




そして その欲求に

あなたは振り回されてしまっています。




そんな今現在の あなた自身に

目を向けるのです。




その本能的な欲求を

無くしてしまおうとしたり

取り除いてしまおうとしたり

押さえ込んでしまおうとするのではなく




その欲求の上側に

抜け出してしまう事です。

越えてしまう事です。




欲求の下側に居れば

あなたは その欲求の奴隷となり

使われ 振り回されてしまうのです。




欲求の向こう側に

抜け出してしまう事が出来れば

あなたは それらの欲求に使われるのではなく

逆に それらの欲求を あなたが

コントロールし使う事が出来ます。




あなたの中には

あなたが取り除いたりする物など

何ひとつとして無いのです。




あなたの中に有る物で

無駄な物など何ひとつ有りません。


















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by 1000nen-ai | 2009-12-23 11:29 | 恋愛 | Comments(0)  

あなたに宿る輝き





どんな時にも

あなたが問題から目を逸らし

何かの所為にしてしまったら




あなたから光は失われ

あなたの輝きは遠ざかる




それは例え

あなたが何の非も無いように見える

問題で有ったとしても




あなたの側に有る

問題の原因を探し当てられると

再び あなたから輝きが放たれ出し

あなたは光を取り戻してしまう




どの段階の学びも

あなたの元々持っている

命の力と輝きを

掘り起こす為の歩みだけれど




ここまでの2段階目を

越えてしまう事で

初めて あなたの人生は始まり

あなたの未来は切り開かれてしまうよ




だから あなたの人生を

諦めてしまうなんて早すぎる




まだ 

あなたの生きていない

力の抜け切った歩みが

あなたには残されているのだから


















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by 1000nen-ai | 2009-12-22 10:55 | 恋愛 | Comments(0)  

あなたの中身の育て方 6





これは実際に私の所で受講した

26歳になる男性が 思い出す事の出来た

幼児期の母親との場面です。




「 」の中以外は 

全部が当時の本人の気持ちです。




0~3歳 母と自分との場面(原文)

「ともちゃんに 謝りなさい」 「・・・・」

だって ともちゃんが叩いて来たから

僕も叩いただけなのに。

「謝りなさい」 「やだ」

僕を怒らないで ともちゃんを怒ってよ。

「叩くよ」 「・・・」

悪い事してないもん 

なんで謝らなければいけないの?

「そんな 俊は もう知らない」

僕は悪くないんだよ 

ともちゃんが悪いんだよ

お母さんのバカ お母さんなんて大嫌いだ 

お母さんなんて死んじゃえばいい






この場面の中の母親に成り

母親の見ていた当時の現実の中を

生きることをしたのが 下の文章です。

「 」の中以外は 今度は全部 お母さんの

胸の中での心情です。実際には言葉には

出ていなかったけれど 確かに母親の中に

有った 母親の気持ちです。

お母さんの内面の感情の下に潜む

中々 見つけ出し難い 本物の気持ちです。

何度も取り組み続け やっとの想いで

辿り着く事が出来た 母の心情です。







0~3歳 母親に成りきる(心情文)

あなたを おばあちゃんに預けて

学校に出掛ける時が いつも寂しい気持ちになる

本当は毎日 一緒に居て 一日中 世話をして上げたい。

でも家計を支える為には 私も働かなければいけないの

ごめんね。




でも毎日 あなたを思ってるんよ。

今頃 何してるかな? もうそろそろ起きたかな?

一緒に遊んで上げたいな。

今から授業で教える事 俊にも いつかわかる

年頃になったら すぐに教えたい。




今日の給食のパン美味しかったから

俊に持って帰ってあげよう
 
俊は 今頃何を食べているのかな?




そろそろ お昼寝の時間 

添い寝してあげたいな。

帰ったら すぐに抱っこをしてあげよう




私が勤めに出だした頃 

初め言う事を聞かなくて

ちょっと大変だったけれど それはそれで

お母さん いとおしかったよ。



 
でも だんだんと 愚図らなくなって

一人で遊んだり ばあちゃんと遊んでいるのを見ると

少し寂しくなって ばあちゃんが羨ましかった。




私から お願いして わざわざ

引っ越して来てもらったのに 正直なところ

おばあちゃん子になっている あなたを見ると

胸が痛くなる。理屈では解かっていても

気持ちがついていかないのよ。




だから せめて休みの時は 

出来るだけ あなたに接して
 
愛情を注いで上げようと思うの。




「ともちゃんに謝りなさい」 「・・・・」

あなたが こんなに頑固になったのは

余り接して上げられなかった私の所為だね

そこまで あなたに寂しい思いをさせてしまった

お母さんの責任ね 本当に ごめんなさいね




「謝りなさい」 「やだ」

せっかくの俊と居られる時間を怒ってしまう

お母さんなんて 俊は嫌いだよね。

素直じゃないのは お母さんの方だね

こんなに大切な時間なのにね




「叩くよ」 「・・・」

あ~ また叱っちゃった。

普段 一緒に居られない分 

少しでも居られる時間に何もかも 

いっぱい教えて上げなければと思ってしまう

そんなの あなたには迷惑なのにね ごめんね俊

でも もう俊は お兄ちゃんなんだから

お姉ちゃんに手を上げたら駄目なのよ

それだけは解かってちょうだいね。




「そんな 俊は もう知らない」

謝らなければいけないのは私よね

日頃 あなた達を充分に見て上げられない私に

そんな事を言う資格なんてないし

許して貰えないよね。




あなたが 望む環境は

今直ぐに与えて上げられないけれど

せめて一緒に居られる時には

お母さんに出来る事なら何でもして上げたい

今は こんな お母さんで許して貰えるかな・・・?

嫌いにならないで貰えるかな?

お母さんに素直に甘えて貰えるかな・・・?






何度もトライして

やっと掴む事の出来た母親の気持ちでした。




この心情文をやりあげた後に

母親に向けて 今の自分の正直な気持ちを

書いて貰いました。

それが↓これです。




母へ

今迄 俺は お母さんの事を

冷たい人だと思っとった。

俺のことや 家事は ほとんど
 
ばあちゃんに任せっきりで

ばあちゃん大変だったろうな 何で お母さんは

家の事をしないんだろう?って思っとった。




でも本当は 俺のこと 

いつも心配してくれとったんよね。

俺のことを いつも思って 

逢える時に精一杯の愛情を

注いでくれとったんよね。知らんかった。




自分のやりたいことを やる為に

子供を犠牲にしてたんだと 

薄っすらと思っていた自分が恥ずかしい。

ごめん。 今は恨んでなんかいないから。

もう背伸びしないから 

今さら遅いかも知れないけれど

もっと甘えさせてもらうから。






これが この人の

2段階目の道で越える事の出来たものです。

これを知らずに過ごす この先の何十年と




これを知って過ごす これからの人生は

あらゆる事に対する物の見方が

全くと言って良いほど違って来てしまいます。

真実を知る事の必要性を 少しは解かって

頂けたでしょうか?




自分が見て来た現実と

相手側から見ていた現実の

2つを見た時に あなたは初めて

現実を見る事が出来たと言えるのです。




それまでは現実を見ないままに

過ごして来てしまう あなたの人生でしか

ないのですから あなたの人生が大きく変わるのは

当たり前の事なのです。
















あなたの
心の見つめ方の
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by 1000nen-ai | 2009-12-21 10:48 | 恋愛 | Comments(0)  

あなたの中身の育て方 5





そして

続けざまに

父の事への 発見が出来た。




彼は 考えた。

もし 自分が 妻の気持ちに

気づかないで




いつも 仕事の事だけ考える

以前の 男のまま

自分の妻が 死んで行く事になったら

どうだったろう・・・と。





父の心情は

まさしく

そう考えた時の自分の心情

そのものだった。




そして

彼は 小学生の頃

酒に酔った父が

よく口にしていた言葉を 思い出した。




「 父ちゃんは お前達が居なかったら

あの時 母ちゃんと一緒に

死んでいた 」




彼の父は 母が生きている当時は

仕事は 一生懸命であったし 




お酒も それほど飲まなかった。

すべてが狂い出したのは

彼の 母が死んだ後だ。




彼の父親は

母親に 苦労を掛けっぱなしで

29才と言う 若さで 

死なせてしまった事を・・・。




自分が 何もして上げられなかった事を

幸福に出来ない内に

死なせてしまった事を 悔いて

それ以来

変ってしまったのだった。




もし 自分が 

同じ立場に立たされたら

その時の気持も

第一歩目を越えた彼には理解できる・・・。




自分も 同様の事をしていた。




すると

彼が 今まで

父に対して 抱いていた恨みが

ガラガラと音を立てて 崩れ始めた。




そして

憎しみの 思い出しか 無かった

過去の中に父の本当の姿が 

現れ出て来た。




丁度 母の亡くなった直後の 父の姿だ。




彼の父は 

母の遺骨を

納骨までの間

毎晩の様に 
 
仕事から 帰えると

骨壷の蓋を 開けては

母の骨を取り出し

自分の 頬に当てて

涙を 流している 父親の姿が

幼い彼の目に 焼きついていた・・・。




父は こんなに母を愛していた。

母が死んだ時に 

本当に辛かったのは父だった。





それは 父への憎しみによって

掻き消されていて

今日の 今日まで 

思い出すことの出来なかった

大切な記憶だった。 




彼は思った

「 俺なんかの 何十倍も

父の方が辛かったんだ。

小学生の頃に 酒飲みの戯言が

又 始まった位にしか

聞いていなかった 

“お前達が居なければ お母ちゃんと一緒に

お父ちゃんは死んでいた“と言う 

父の言葉は 本当の事だった。

父は真実を言い続けていたんだ・・・。

俺は 何ひとつとして 解ってなんか

いなかったんだ 」




彼は 自分が憎らしくて 僧らしくて

仕方がなかった。




何も 真実を知らず

父の事を憎しみ続けた

21年間の馬鹿な自分に対して・・・




そして

この時 生まれて初めて

父と母に 出逢う事が 出来た様な気がした。




この世に たった1人しか 居ない父

そして 母との気持ちの繋がりを断って

歩いてきた自分の 馬鹿さ加減。




自分を生み落してくれた 両親との

意識の繋がりを断ってしまえば

自分は無い。




そして

そこを愛していない人間に

人を 愛する事など 不可能であるし

第一 父や母を心の中で

嫌って歩いている自分自身を

自分は知っている。

そのままでは

そんな自分を愛する事さえも出来ない。




自分ですら

愛したくもない自分の事を

他の人が 愛してくれないと言っては

傷ついたり 腹を立てたりしながら

生きて来た 今日までの日々が

いかに不可能な事を

してきたかと言う事に

彼は気づいた。

彼は 理解した。




この事実に気づかなければ

不幸は 必ず起こる。




彼も又

彼の父親と同じ運命の上を

歩いた事だろう。




普通 世間の人達は

嫌な 父親を見ると

それとは 逆に成ろうとする

それが どんどん父親と

同じ道の上を

歩いて行っている事には 気づかない。




何故なら

彼の父親も 父親を憎んでいた。

彼の父親は 私生児だった。

自分を捨てた父親を憎んで生きた。

絶対に そんな人間に成るまいとして

そうして 歩けば 歩くほど




型は重視するが

細やかな気持が 見えない人間になって

いってしまう。




彼が 妻に対していた時と同じだ

彼は 彼の父が

父を憎んで その反対に

歩き始めていたのを 見ていたら

また 道も変ったろう。




だが 彼はそんな事は 知らない。

自分だけは そうなっては

いないと思って 歩く。




その為

世の中に

悲劇は起り続け

繰り返される




何十回と 何百回となく

これが カルマとか

或いは 業と言われている

過去から引き継がれてしまう流れだ。




それは

自分の 生まれ出た 両親に

心底から 近づければ 近づけるほど

その分 過去から引き継がれてしまう

流れも小さくなる。




その人達と 

真に一体と成れたら

その時こそ その流れを越えている。




彼は 二つ目の段階を理解した。




この二つ目の段階に気づいた
 
その夜 彼は いつまでも眠れなかった

彼は ベッドに入って横になると

涙が 溢れて溢れて止まらなかった。




それは 丁度 

溢れ出て来ると言った
 
表現がピッタリだった。

決して悲しい訳では 無かった。




「 父の生きている内に 気づけて良かった

もしも 父が 死んでしまっていたら

この気持を伝える事が出来ない。

今 気づけて良かった 」




彼は 父に電話をした

どうしても その気持を

伝えたかったからだ

最初は 彼の父も驚いてしまい

どこか 身体の具合でも悪いのか

それとも 頭が変になって

しまったのかと思った位いだ。




だが彼が 事細かに話して行くと

彼の記憶が余りにも正確なので

父親は 喜んだ。




そして

「 お前達に 恨まれていたのは

知っていた でも父ちゃんは恨まれても

仕方のない事をして来たから 当然だと思っていた。

でも お前が そんな事にまで

気が付いてくれたのが 嬉しい。

父ちゃんの事なんて良いから

もっと母ちゃんの事を解かってやってくれ

お前の母ちゃんは とっても優しかったんだ 」

と 言って泣いていた。

それを聞いて 彼も泣いた。

やはり 彼の思った通りに

父は 母を誰よりも愛していたからだった。




彼自身が 今日まで

長い年月 苦しみ こだわって来た

全ての事が この段階で 

殆ど解決されてしまっていた。




この段階までで

現在の中に生きている

あなたの問題の原因と結果の

理解が可能だ。




だが

これでも まだ

歩き出したばかりのヒヨコで

あなたは 生まれ出てはいない。




それは三段階目を越え

四段階目を越えた時に 

ようやく起る そこまでは

満足してしまっては 駄目だ。


















あなたの
心の見つめ方の
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by 1000nen-ai | 2009-12-18 11:36 | 恋愛 | Comments(0)  

あなたの中身の育て方 4





そして

この日 彼は 母の本当の お葬式をした

それは 彼の 心の中の お葬式だった。




実際の 母の 

お葬式は21年も前だったのに

この日 26才で彼は 

母の 本当の お葬式をした。




その彼の

胸の奥底に蘇えった
 
彼の母が息を引きとる直前の心情・・・






これは蘇えってきた

彼の母の亡くなる直前の記憶の中で

母側の気持ちに立って

幼い彼の姿が見えて来た時に 

初めて感じる事の出来る 母の本当の想い・・・




なぜなら 母側に立てなければ

幼い彼の姿は まったく見えては来ないから・・・




彼の記憶のままであれば 

母の姿が見えてしまうのだ。

亡くなる直前に見えていたであろう
 
母の視覚を探す事こそ

母の心情を見つけ出すための最大のヒントだ・・・




その母に見えていた視覚を 

ただ黙って見つめ続けていると

突然の様に 魂しいが激しく揺さぶられるほどの

切なさを伴った 遥か21前に

母の残していった心情に巡り合える・・・。




その時の母の心情に波長が合い

自然に母の心情は浮かび上がって来てしまう。



 
そして自然に胸の中に

立ち昇ってくる気持ちに正直になりながら

悲しみに翻弄されないようにして

書き続けたものがこの文章だよ・・・




彼は流れ出る涙を拭おうともしないで

子供の様に泣きじゃくりながら

ただ ひたすらに書き続けていた・・・







「 たかし もっと こっちに いらっしゃい

どうしたの? そんなに 悲しい顔して

たかしは もっと強い子でしょ・・・?

そんなに 泣いちゃだめ。




もっと 傍にいらっしゃい

こんなに 泣いて

母さんは とっても悪い母さんだね

お願いだから たかし

もう泣かないで。




母さんまで 悲しくなるもの

母さん もっともっと

お前達のことを 愛していれば良かった

こんな事に 成るのを 知っていたら

もっと たかしの事

いっぱい 可愛がってあげていれば良かった。




こんなに ちっちゃい手 かわいい手

父さんに ソックリな顔




たかしの もっと 大きな手

父さんの手 みたいに 大きい手




母さんも 負けちゃいそうな

大きい手になるまで

生きたい・・・




ごめんね たかし

母さん 許してね。




たかしは 甘えん坊さんだから

余計に 辛いわよね。




母さん たかしが お嫁さん貰うまでなんて

贅沢な事 言わない。




せめて 小学校に上がるまでで 良い

母さん 生きたい・・・




まだ 何もして あげていないものね。

たかし こっちを向いて

母さんを見て。




母さんの お願い聞いて

お願い たかし。




これからは 父さんに

甘えて ばかりじゃなくて

言う事を 聞いて

父さんを 困らせちゃ 駄目よ。




たかしは おりこうさんだから

わかるわね。




とっても 我侭なところの有る たかしだから

人に迷惑をかける人に成っちゃ駄目よ。

みんなに 好かれる子に成ってね。




そして

母さんの事 忘れないで。




たかしの事を 

とっても 好きで 好きで堪らない

母さんの事 忘れないで。

たまには 思い出してね・・・




兄弟 仲良くするのよ

2番目のお兄ちゃんだってこと

忘れちゃ駄目。




たかし

母さん 死にたくない・・・

お前達を 残して死ぬなんて嫌。

もっと もっと 生きたい。

ずうっと お前達の 傍に 居たい。




たかしは

どんな お嫁さんを 貰うんだろうね?




母さん みたいに

早く 死んじゃう人じゃ駄目よ。

丈夫な人を もらいなさい。




こんな事言っても

まだ 今の たかしには

わからないわよね。




たかし 母さんの手 握って 頂戴。

ちっちゃな 可愛い手

いっぱい抱きしめて上げたい。

それが 母さんの 最後にしておきたいことよ 」







彼が この母の 

心情を理解できた時

彼は 母の「死」 以来

口にする事を忘れていた 母を呼んだ。




彼は 心の底から母を呼んだ。

「 母さん 」と 彼は 

何度も 何度も 呟いていた・・・




彼が 1番 

辛い思いをして来たと

思っていたが 真実は違っていた。




自分以上に 辛い思いをし

29歳という若さで

4人の幼い子供達を残して

死ななければならなかった 

母の辛さを 

苦しさを 

悲しさを

彼の 体全体で感じ取り理解した。




そして 

自らの 苦しさの 

辛さの 悲しさの中に有っても 




なおも 

自分達の 事を

思いながら死んでいった

母の愛を理解できた時に 初めて

彼は 母の死を認める事が出来た・・・




頭では無く 身体全体で

ハートで 理解し 認める事が出来た。



そして初めて

母を許す事が出来た。




それ以来

彼は 母と常に

繋がっている様な感じがすると言う。




更に 

母の死は 彼の中で辛いものでは

無くなってしまった。




いつでも 振り返ることの出来る

懐かしい思い出に変わってしまった。

母からの愛情の確認が出来る

むしろ 嬉しい思い出に成ってしまっていた。




真の理解は 

あなたに 必ずや

素敵な贈り物をもたらしてくれる。 

















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by 1000nen-ai | 2009-12-17 11:31 | 恋愛 | Comments(0)  

あなたの中身の育て方 3





もう終ってしまった過去に

囚われているなんて 馬鹿馬鹿しいと

あなたは思うかも知れないけれど




実際に多くの人達が 

この終ってしまった過去を 潜在意識の中に

無意識な記憶として とどめ

それに基づいて 行動している。




それが抑え様のない 怒りであったり

どうする事もできない淋しさであったり

性に対する深い欲求で あったりと・・・。




現在のあなたに 大きな影響を与えてしまう。

私の元で この成長過程を目指す多くの人も

100% 過去を 引きずって歩いている。




そして

100%の人が 父や母に

なんらかの 憎しみを抱いていた。




怒り 憎しみと言った

あらゆる感情の対象物 

それは 両親だ。




誰もが

一番 最初の出逢いをする

両親が元だ。

愛の対象の大元が両親だからだ。




そこに対しての

悪感情が 少なければ少ないほど

そこからの心理的打撃が

少なければ 少ないほど

人は 生に対して

歪みも少なくなるし

その逆なら

歪みも大きい。




だから

親というのは 重要な役割を持っている。




そして 現在のあなたが あるのは

過去によって 型成されている。

その歪みを 落とさなければ

あなたの未来は 過去のくり返しだ。




それ以外は 歩ける訳がない。

それが あなたが歩けない

大きな原因のひとつだ。




形の上では 

違った事をやるかも知れないが

その行動の根底に流れる

ひとつの流れは 

絶対に 変えられない。




あなたが それに気づかなければ

絶対に変化しない。




その根底の流れとは・・・。




例えば

あなたの 失敗のパターンだ。

その失敗のパターンは

ふり返ってみると どれも似ている。




もう少し

頑張れば 何とか成ったのに

いつも

あと ひと息と 言うところで

投げ出してしまう。逃げ出してしまう。




または

あそこで もう少し 我慢が出来れば

ああは 成らなかったと言った

あなたが 過去何度となく

悔いて来ているのにも拘らず

繰り返してしまう

あなたの 生き方 そのものの事だ。




それは

どんな反省も 勉強も役には立たない

ただひとつ 成長が必要なだけだ。

それも 本性の成長

内なるものの成長。




今のあなたが

消え去れば 消え去るほど

内なるあなたは 成長する。




本当のあなたは いつも

外へ出たがっているのに

あなたがそれを 邪魔している!




彼が 出逢う事の出来た 事実は

母を 思い出せなかったのは

逆に 母の事を
 
思い出したくない事実が

有るからではないかと 考えた時に

突然の様に 

浮び上がって来た 場面が有った。




それは

彼にとっては 

とてもショッキングな場面だった。




彼が丁度 3才に成ったか 

成らないかの頃の 

夕ごはんを食べている場面だった。




まるで テレビでも見ている様に

ハッキリと 浮かび 上がって来た。

丸い黒い御膳(テーブル)

その御膳を 父と母と 兄が取り囲む

丁度 夕飯を食べていると

突然 父が壁に肱をあてた。




父親は 食事の前から

何か不機嫌そうだった。

おまけに お酒が入っていた。




いきなり 大声で

「 バカヤロー! 」

と怒鳴り

母親を 力一杯 殴りつけた。




とてもショッキングで

あまりの恐怖の為

彼は 震え上がっている。




ところが

彼は小さくて 

何もする事が 出来なかった。




けれども

彼は 心の中で 

有る事を叫んでいた。




それは 

声にならない声だ つぶやきだ



「 やめてよ お父ちゃん! 母ちゃんが可愛想だ

やめてよ! お父ちゃんがいると怖い

皆 怖がっている。

いつも母ちゃんの事ばかり

いじめている父ちゃんなんて

死んじゃえばいいんだ。

お前なんか 居ない方がいい

僕が大きくなったら

お前なんか 絶対に 許さない

お前なんか いつか必ず やっつけてやる 」



ハッキリと 3才の彼が

そこまで感じている。




これは 考えているんじゃない

瞬間に 感じている

胸の中の塊を

のぞき込んだら

これだけの言葉に 成っていた。




( たぶん あなたにも経験が有るであろう 

腹が立った時の衝動で湧き上がる あなたの胸の中の

感情の塊・・・あの塊りは 全てが言葉になる。
 
たったの2・3秒でムッと来る 感情の中身は

全て言葉で出来上がっている。

ただ余りの多くの言葉が凝縮されているだけに

言ってみれば翻訳しづらいだけなのだ。 )




そして

その場面を 想い起こした 後

母との様々な記憶が蘇えって来た

楽しかった 母との触れ合いの日々の記憶が

彼に戻って来た。




彼は お母さん子であり

母を 凄く愛していた。

その母の悲しんでいる姿を

見たくはなかった。




そして もうひとつの理由は

彼の5才の時に 母は亡くなっている。

もし 記憶を甦らせれば

その「死」の記憶に連がってしまう。




この二つの事実を 

まのあたりに したくない為に 

彼は 母との 一切の記憶に

蓋をしてしまっていた。




それを再び見る事は 悲しすぎる

だから彼は 自分から母との連ながりを

分断してしまって

それには 背を向けて生きて来た。




そして

「 俺には 母は居なくて当たり前

別にその事で 悲しいとか

もし 居たら良いなあとか

感じた事はない 」

と 生きて来てしまっていた。




事実

彼は 既に幼い頃に

母との気持の繋がりを

断ち切っていたから

それは 強がりではない。




彼は 幼い頃から

顕在意識の中に

母は 居なくて当り前だと

教えこんでいた。




ところが

再び まのあたりにしたくない過去を

生き直そうとして

それと出逢おうとして

過去をふり返って見ると

彼は 新たな事実を発見した。




自分が 憎んでいたのは 父だけだと

思っていたのに・・・・。




小さい頃から

何か 嫌な事が有ると

必ず 「 父親がこうだからだ 」と 心の中で

父親の所為にして生きて来た。

彼が 発見したのは その先だ

父親の所為に出来ない時には




当然

自分の責任を認めなければいけないのに

いつも そこに来ると

スルリとかわして

「 自分が悪いけれど もし母さんが生きていたら

俺は こんな風には 成らなかったんだ 」

と 彼に とっての聖域であった母を

ちゃんと 最後の自已逃避として

使っていた事だった。




彼は 心の奥で母を断ち切れてはいなかった。




表層で 頭で 母の死を当然の様に

受け入れている彼は

実は 自分を悲しませない為であって

奥の方では 心情の部分では 母の死を

まだ一度も 認めていなかった。




彼は

自分にとって 

もっとも傷の大きいと思われた

母の死を

再び逃げずに

見つめ直す事にした。




何故なら

母の記憶が 甦った後

3日も彼の頭から

離れなかったものがある。




それは

母が 棺桶の中に入り

その母の身体の周りを

鮮やかな菊の花に包まれている

母の顔だ。




それが 妙に 彼の頭に取り付いた。




そして

彼は 母の死を

再び 見つめ直す事を決意した。




彼は その場面の中を生き直した。

見つめれば 見つめるほど

母の気持が 鮮やかに 蘇えって来た。




母の 息を引き取る

直前の心情が 母の胸の内が

母の死を生き直す 彼の胸の中に

現れ出て来た。




彼は そこで初めて

母の死を

心の底から認めて上げる事が出来た。




彼は

母を 心底 

許す事が出来た。




この時点まで

彼は 母が 自分達を 置いて去った事を

許していなかった。




母が死んだ事を 許していなかった。




あまりにも 遠い過去の為

あまりにも 悲しい事実の為

彼は それからいつも 目を 背けて来た。

忘れ去ろうとして 生き続けてきた。





続きは 明日UPします。












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by 1000nen-ai | 2009-12-16 11:12 | 恋愛 | Comments(0)